同じ日に同じ商標が出願されたら?


同じ商標が二以上出願された場合、最先の出願のみが登録を受けることができます。
一日でも早く出願していた者に権利が付与されるということですね。
では、同じ日に、同じ商標が出願された場合は、どうなるのでしょうか?

Q.特許庁長官から協議命令がなされます。

この場合、すみやかに協議を行い、
協議により定められた一の出願人のみが登録を受けることができます。

では、協議が成立しなかったり、相手方から連絡がなく協議不能の場合は、どうなるのでしょうか?

Q.くじにより、一の出願人を選出します。

協議不調・不能の場合には 【公平なくじ】 により、一の出願人を選出し、
その出願人のみが登録を受けることができます。

特許の場合、同日出願で、協議が不調・不能のときには、いずれも特許を受けることができません。
どちらか一方に独占排他権を与えてしまうと、もう一方の側の不利益が大きくなってしまいます。
それに比べて商標は、選択物ですので、どちらか一方に独占排他権を与えたとしても、
もう一方の不利益もそこまで大きくないということが考えられることから、くじでの選出が認められいます。